2つめのメロディー

ピーカーブーの本部へ

村の中央にある集会場に来た2人。

入口に立っている信者にバラックに会いに来たことを告げる。

「バラック先生に会いたいだと?

あの方は我々ピーカーブーの教団員でさえも滅多にお会いすることは出来ないのだ。

君たちのようなよそ者に会わせるわけがないだろう。さあ帰った帰った。」

「この宗教はインチキカルト教団よ。あなた達は洗脳されてるのよ。」

「!!!!!!!!」

カレンの言葉に激昴した信者は2人に襲いかかってきた!

大の大人が子供を襲うなんて・・・やはりこの宗教は常軌を逸している。

2人は建物内に足を踏み入れた。

  

そこにはピーカーブーの青装束を着た信者達で溢れかえっていた。

虚ろな目をして話しかけても反応が無い者。

入口の信者のように襲いかかってくる者。

やはり皆普通じゃない。

そして、上の階に続く階段の手前で、一人の信者が話しかけてきた。

「俺は正常だ。このふざけた宗教をどうにかしてやろうと思って潜入したんだが

どうにも出来ず途方に暮れてたところだ。

バラックと戦うつもりか?それなら気をつけろ。

奴は4人のボディーガードを従えてる。

マーシャルアーツの達人でかなり手強いぞ。

一人ずつ相手にしてたらダメだ。4人いっぺんに倒すんだ。

墓地の南にいる闇商人がボムを売ってるから、そいつを使うといい

それじゃあ頑張れよ!」

村人は皆、ピーカーブーの餌食になっていたと思ってたけど、まともな人もいたのだ。

少しほっとする2人。

そしていよいよバラックのいる2階へ・・・

●ENEMY●

2人はついにバラックと対面した。

「村の人たちを洗脳しているのはあなたね?目的は何なの?」

「私の目的は世界をひっくり返しメチャメチャにすることだ。

ピーカーブーはその始まりに過ぎん。

私の崇高な使命を邪魔するものは誰であろうと消す。

さあ行けアマゾネス!」

すると奥からマントを羽織った4人の女性が現れた。

4人はマントを脱ぎ捨てると甲高い雄叫びを上げる。

これがさっきのお兄さんが言っていたバラックのボディーガードのようだ。

●BOSS●

「ひ、ひー!」

どうにかアマゾネスを倒すと、バラックは悲鳴を上げ奥の部屋へ逃げ込んだ。

ピーカーブーの御神体が置いてある部屋で、入室を許可されているのはバラックだけだ。

2人は彼を追って部屋に入る。

するとそこには・・・

部屋を舞う無数の蝶と、奥で光る怪しい光。

リンツがメークスの洞窟で見たあの光景だ。

やはりこの事件、紫の蝶の仕業だった!

そして、あの時と同じように、怪しい光はおぞましい怪物と化し2人に襲いかかってきた!

●BOSS●

激闘の末、倒れ伏し動かなくなる巨大モグラ。

すると、辺りがまばゆい光に包まれ、短いメロディーが流れた。

二つ目のメロディーだ。

意識を取り戻したバラックは、ピーカーブーを設立するまでの経緯を話し始めた。

「私はもともと、うだつの上がらない普通の営業マンだったんだ。

ある日森を歩いていると、珍しい紫の蝶を見つけた。

その蝶に触れると声が聞こえたんだ。

テレパシーというのだろうか、私の頭に直接語りかけてくる声だった。

その声はこう言っていた。

『この世界に悪意をばら撒け!この世の全てを絶望に染めろ!』

私は声に導かれるままピーカーブーを設立し、この村の人々を洗脳したんだ。

君たち、ありがとう。私は取り返しのつかない過ちを犯してしまうところだった・・・」

外に出ると、村人たちはすっかり元通りになっていた。

とりあえずはめでたしだ。

「リンツ、そろそろ道路の封鎖も解かれるだろうからレストに戻るわよ」

2人は大都会フォーリンへと向かうのであった。

谷を抜けてレストに戻ろう

帰り道は壊れた橋が直っているので近道できる。

☆寄り道イベント

男の懺悔

出現期間:巨大モグラを倒す~ディネイト到着

バンクロバー牧場の男が何かを思いつめている。

話を聞いてあげよう。

inserted by FC2 system